長光寺城
滋賀県近江八幡市長光寺町
応仁2年(1468)
佐々木四郎政堯
瓶割城
元亀元年(1570)
柴田勝家
109
応仁二年(1468)佐々木四郎政堯が、細川氏に味方して宗家の佐々木高頼に抗したとき、
この城に拠った。その後、元亀元年(1570)信長の臣、柴田勝家が古城を修復して入った。
同年六月、六角義賢父子に攻められた時、勝家は籠城して戦った。六角軍は、戦術的に
水源を断って攻めたので、城中の水は乏しくなった。だが勝家は、ゆとりを見せるため、
水瓶をことごとく割ったうえ、士気を鼓舞して敵陣に突入、大勝した。
私見・登城日2004・07・19 作成日2004・07・25 編集日2006・01・28
国道8号線を、大津から長浜に向かって走る。近江八幡に入ると、国道477号線を横切り
六枚橋交差点を右に曲がる。『この交差点を左に曲がると近江八幡城に行ける。』
1つ目の信号を左に曲がり、走ること400m。左に古河アルミニュウムの会社、右に妙経寺
の看板のT型交差点を右に曲がり、70mほど行くと右カーブの手前。左に日吉神社、
右にブランコのある公園。日吉神社の鳥居をくぐり、石段をあがること約100段ぐらい。
上がりきったところに本堂が正面にある。右斜め前に小さな瓶割城の道路標示版がある。
この細い道が登城道で、途中熊笹が胸のあたりまであり、道がわかりずらい。約25分ほどで
山上に着き、一の廓【本丸】・二の廓・石垣・土橋を確認した。それから3ヶ月ほどして、瓶割城
付近で熊が出没したと新聞紙面に載っているのを見てビックリしている。
一の廓(本丸)
道案内版
石垣
大手道