宇和島城
現存天守
≪板島城≫
1665年
012
愛媛県宇和島市丸之内
平山城
文禄四年(1595)
藤堂高虎
≪国重≫
入城料200円
文禄四年(1595)城造りの名人といわれた藤堂高虎が
南予八万石で入封。
高虎は、約六年をかけて天守を含めた総構えを完成
させるが、在城わずかで伊予半国二十万余石に昇進
すると、今治に城を築いて治国の本拠を移したのである。
その後、富田氏を経て伊達秀宗が入封、明治まで十二代
二百五十余年の居城として栄えた。
現存する天守は、秀宗入国後に改築されたものである。
寛文二年(1662)から約三ヶ月にわたる改築修理で、
宇和島城が面目を一新した城郭に生まれかわった。
天守最上階
藤堂高虎の天守台に伊達秀宗の天守
私見・登城日2001・02・18 作成日2001・05・04 編集日2006・04・22
宇和島に7時過ぎに到着。城の周りを探索してからの登城開始。宇和島消防所近くの駐車場に車を預け、
消防所を右手に見て、登城門をくぐる。標高80mの山は楽しみながら上れた。
約25分程度で本丸に着くが、時計を見ると8時30分とまだ30分ほど時間がある。周辺を散策していると
『入られますか?』と係員の方が声をかけてきて、『直ぐ入れますから、どうぞ』と親切に言ってくれた。
ありがたい事で、時間をきにして城巡りをしている時の30分は助かります。係りの方と一緒に入城。
雨戸を開け、誰も居ない天守で写真は撮り放題。でも係りの人は『藤堂高虎の天守です』と言ってくれたが、
高虎の天守は壊され伊達氏が建設したと資料には書いてあったが?。今まで現存天守、11城に
登城してきたが、カメラの規制はされた事は一度も無いが、復興天守でのカメラ規制が案外多い
神奈川県の小田原城も、その規制で撮りたいところが何ヶ所かあったが、泣く泣く帰ってきた事を思い出す。