高槻城
大阪府高槻市城の内
正暦年間(990〜994)築城者 近藤阿刀連忠範
籠ヶ城
045
高槻城の歴史は古く、正暦年間(990〜994)にさかのぼる。近藤阿刀連忠範が久米路山
の小丘を根拠地にしたのが、高槻城の始まりとされている。南北朝時代は、入江氏が
高槻城に入り、織田信長が芥川城に入城した永禄十二年(1569)、高槻には和田惟政が
入城した。元亀二年(1571)の白井河原の合戦で惟政が戦死、その子惟長が跡を継いだ。
天正元年(1573)になって高山右近父子と惟長と争い、惟長は城を追われた。その後高山右近
が高槻城主の位置に着いた。秀吉が信長の後継者となってからは、高山右近を摂津船上城へ
移転させ、高槻を豊臣氏直轄の地とした。
私見・登城日2003・01・05 作成日2003・01・28 編集日2006・02・19
正月休み最終日に高槻城にやって来た。人影はまばら、城の由来などをカメラに収め、
石垣を見に行く途中、俳句の会の方が団体で来た。場所を変えようとした時、
≪いい趣味ですね≫と声をかけられ、いろいろと質問され、わかる範囲で答えると、
次々と質問攻めになり、先を急ぎますのでと言い残し次の目的地に向かった。
城跡の高山右近像
高槻城内の模擬石垣と公園
高槻城の化粧櫓 2006・10・29写真追加
野見神社に移築された城門 2006・10・29追加
高槻城・本丸跡
教会の高山右近像
2006・10・29追加