日本城巡り

合戦

龍岡城

松本城 犬甘城 寺尾城
上田城 上の山城
松代城 小諸城
井川城 龍岡城

長野県南佐久郡臼田町

元治元年(1864)
築城者・松平乗謨


《五稜郭》

堀幅が大手が最も広く五間

御台所

龍岡城五稜郭の由来書

文久三年(1863)三河奥殿藩主・松平乗謨は幕府へ

信州田野口への本領移転を願い出て許された。

その本拠として新たに築城されたのが龍岡城である。

城は乗謨自らが設計した洋式の稜堡築城であったため

その形状から龍岡五稜郭呼ばれている。

城は元治元年(1864)に着工され、慶応三年(1867)に

一応の完成を見た!。

建物に用いる瓦が準備されていたにもかかわらず大半は

板葺きであった。

石垣の石材は千曲川東岸に産出する佐久石を用いており、

基本的には切込ハギとするが、北西側に突出する稜堡の

砲台では亀甲積となる。

堀幅は東面で幅五間、ほかは四間となり、その深さは一丈

二尺『約3.6m》となっていた。

しかし、この堀も西面には巡っておらず全周することなく

未完成に終わっている。

乗謨は慶応四年(明治元年・1868)二月に幕府の役職を

辞職して江戸から引き上げ、完成した龍岡城に入って

松平姓を本来の大給に改めた。


私見・登城日2006・04・02  作成日2006・04・25  編集日2006・04・25

4月2日の真夜中の1時半に自宅を出発。山崎より名神自動車道に入る。のち中央道の諏訪から山越えを決行

気温は7度、峠を上り始めて4度まで下がる。ヤバイかなぁと思いながら進み有料道路『600円』に入る。

道路は整備されていて走りやすいが気温が心配だ。峠の頂上付近でトンネルに入り、
標高1206.8m

看板を見つける。
気温0度、スピードを落としトンネルを出た瞬間、周りは銀世界!!

あとは、峠を下って行くに従い雪は無くなってきて、
ホットする。

龍岡城には、朝の7時過ぎに着いて堀・砲台・御台所・と写真とビデオを撮り終え、感想として

戦国時代の城とは少し様子が違った。完成度が高すぎておもしろ味が無いような気がした。

石垣も亀甲積みと切込ハギの完成した石垣を見ても、現在の庭園の石積みと変わらないように思う。


私は野面積み・打込みハギの方がアジがあるように思う。次は上田城を攻める

168

inserted by FC2 system