日本城巡り

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川島城

徳島県麻植郡川島町川島

元亀三年(1572)
築城者・川島兵衛進

≪北ノ城≫


岡山城 東山城
日和佐城 勝端城
川島城 徳島城
撫養城

この水陸の要所に初めて城を構えたのは、三好長慶の

一族の川島兵衛進惟忠である。

元亀三年(1572)長慶の甥で勝端城主・三好長治は

弟の十河存保らを派遣して三好氏の侍大将であった

篠原長房の籠もる、上桜城を攻めて、これを滅ぼした。

兵衛進はその時の功によって、この付近で二百貫の地

を与えられ、ここに城を築いた。この城を北の城というのは

南方約一q余りの上桜城に対しての呼び名である。

兵衛進は天正七年(1579)十二月二十七日、岩倉合戦で

勝端城の諸将と共に討死した。その子・孫は備中に逃れて、

上殿城《うえんどじょう》川島城に拠った。

天正十三年(1585)豊臣秀吉の四国征伐の際、功によって

蜂須賀家政が阿波領主となって入国すると、ただちに家老

林能勝に命じて川島城を修築させ、麻埴郡内十一ヶ町村で

五千五百四十石と兵三百を与えて城番とした。寛永十五年(1638)に他の諸城と共に取り壊され、道感の

築城以来、約五十年である。三代・吉時は、登用されて仕置家老に出世し、島原の乱にも功をたてた。

川島城天守


私見・登城日2004・08・13  作成日2004・08・29  編集日2006・05・07

川島城は整備されているが、駐車場がわからず。『天守前が広くて置けるのですが、車を置くように

ラインを引いていない』
。置けば、50台は可。道路の隅に置く。道路の交通量10分ほど見ていたが

0台。交通の妨げにはならないのを確認しての登城開始。

川島城は、入城料は無料で、スケールの大きな城です。天守の南西にある、川島古城も

見どころ満載で、古城の石垣が魅力的でした。地元の方に聞くと、あと2つ近くに城があると聞いたが、

山城だったので、時間的に無理なようなので城名だけ聞かしてもらい、次の目的城に向かう。

帰ってから、資料を見てみると、川島城の支城のようだ。

模擬天守

入城料 無料
駐車場 確認できず

川島古城の大手道

天守の前に停めれるが勇気がなかった

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