日本城巡り

合戦

小松城


石川県小松市丸の内公園町

天正四年(1574)
築城者・若林長門

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三の丸の芦城公園 

小松高校敷地内の天守台

天正四年(1576)頃、以降一揆の武将・若林長門が

小松江沼平地と前川の合流点の西方の笹薮を払って築城した。

天正七年、織田信長の武将・柴田勝家が攻略し、

同八年村上頼勝が城主となる。慶長三年(1593)村上氏の

移封により松任城主・丹羽長重が能美郡を加増され            

入城するが、慶長五年(1600)の関が原の戦いの際、

西軍に属したため、徳川方に属した前田利長の攻撃を受け

浅井畷で戦う。同年、丹羽氏の改易により前田氏に属し、

城代が在城。寛永十六年(1639)金沢城主・前田利常が隠居し

その隠居城とするため、翌十七年にかけて修築し、本丸御殿

を建て、東方に二の丸・三の丸を増築。本丸の西南部に

二重三階の天守を建立。同十七年、前田利常が入城。

万治元年(1658)利常が没した後、建物は取り壊される。


私見・登城日2005・03・21  作成日2005・05・01  編集日2006・05・21

金沢城を退城して、近江市場で昼食の海鮮丼を食べ、約1時間で小松城に着く。

城跡を探すが芦城公園になっていて、前田利常像があるので、此処だろうと思い、公園内の図書館で聞く。

図書館の館長は、公園は三の丸跡で、天守台は小松高校のグランドの隅にありますと教えて頂いた。

車は図書館の駐車場に置かしてもらい、お礼を言って小松高校に向かう。

小松高校の正門から入り、左側にグランドがあるので左に進む。古木の桜並木に沿って進むと

正面に、三階建てはあるような高い天守台が見えてくる。あまり期待はしてなかっただけに、圧倒された


石垣は、切込ハギで丁寧に積み上げられ、想像以上の成果に立ち止まりカメラを向けるのも忘れ見とれていた。

我に返り、カメラ・ビデオでの収録を済ませ、後を振り返りながら車に戻った。

なお、図書館から小松高校までは徒歩10分。

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