平福陣屋

築城者:旗本・松平康朗 寛永年間(1631~1644年)
所在地:兵庫県佐用郡佐用町平福981-4

№467

室町時代は赤松氏の拠点で、江戸時代初期に築かれた利神城の城下町を起源とする。
一国一城令による利神城廃城のため城下町としての歴史は短かったが、陣屋や
鳥取藩本陣が置かれる因幡街道最大の宿場町として発展した。また高瀬舟が坂越から
千種川を遡って支流の佐用川の当地へ海産物などを運び入れたことで商業が隆盛、
その1.2kmの区域の300戸余りの家の約8割に屋号がつく商人の町となった。

登城日:平成二十三年(2011)八月七日  作成日:平成二十三年八月二十四日

利神城麓の平福駅

天神橋から佐用川沿いに並ぶ川端風景

本陣の外側

陣屋碑

本陣の内側

平福陣屋門

陣屋門に上がる道路沿いの石段

道の駅平福の駐車場に残る石垣

道の駅平福に車を停め、腹ごしらえをする。レストランの受付の方に周辺の城の
情報をお聞きすると、目のまえの利神城は危険ですので無理です。と教えていただきました
ならばと、道の駅に隣接する、平福陣屋門~本陣~川端風景を満喫して、ふと見上げると
利神城が、微笑んでいるようです。行けるところまで行くか!

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