鷲津砦

№284

築城者:織田信長 永禄二年(1559年).
所在地:愛知県名古屋市緑区大高町鷲津

 織田信長が今川義元の尾張侵攻に備え、今川方の大高城(名古屋市緑区)の備えと
して、丸根砦(名古屋市緑区)とともに築いた城塞である。現在の大高駅東方に位置し、
小高い丘の北端に築かれていた。この丘の南端には丸根砦が、大高川をはさんだ対岸には
大高城があった。信長は鷲津砦築城後、守将として織田信平と飯尾定宗・信宗を入城させ
たが、翌1560年(永禄3)の桶狭間の戦いを前に、今川方の朝比奈泰能らに攻められ、丸根砦
とともに落城した。今川義元の大軍が尾張に侵攻し、桶狭間の戦いに至る緒戦で織田方の鷲津・
丸根の両砦と、鳴海城(名古屋市緑区)近くの善照寺・丹下砦を落城させたことが、今川勢の
油断に繋がり、桶狭間での義元の討ち死にと大敗につながったともいわれる。

登城日:平成二十一年(2009)一月十一日  作成日:平成二十五年四月一日

夕方になり、夕日が沈む 丸根砦から住宅街の坂道を駆け上がり、鷲津砦に着いた。
サイドブレーキ良し!車のドアーを滑るように出て、砦に向って駆け出す。

丸根砦より少し大きいかと思う鷲津砦は薄暗く、要所々をカメラに収め、車に戻りアクセルを
踏む時はライトを点けていました。

鷲津砦の説明板

うしろを振り向くと、夕日が沈みかけていました

説明板のうしろから砦に入ります

山頂部に鷲津砦の碑

あまり広くは無い山頂部

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