人吉城

九州自動車道

茨木ⅠCから729Km。九州の門司ⅠCから252Km。
九州自動車道IC番号19番の人吉付近で夜が明ける。
霧の人吉出口から人吉城に向かってタイヤがスキップを踏む!。 

水の手門跡

長櫓が1862(文久2)年に焼失した後に付けられた「武者返し」
(熊本城の武者返しとは違い、石垣の上の出っ張りを言う)。
西洋の城郭技術だとか。

御下門跡

本丸跡

人吉は日本3大急流として知られている球磨川沿いに
開けてきた城下町で、霧の町としても有名です。
朝霧に包まれる人吉城は神秘的な美しい城跡ですね。

人吉城の外曲輪の石垣には、川に下りる出入り口が
6ヶ所設けられており『川の城』であったことを教えてくれる。
水の手門は、人吉城の船着場として最大なもので
年貢米の搬入などに用いていた。

武者返石垣

二の丸を過ぎ、急な石段を息を切らして上がると本丸が見えてきます。
本丸は、天守台に相当しますが、天守閣は建てられず
寛永三年(1626)に、護摩堂が建てられ、御先祖堂・太鼓堂・
山伏番所などがあったそうです。朝一の心臓破りの石段はキツイなぁ!。

再建された掘合門

石段を上がって門をくぐりましたが、調査はまだのようでした。

登城日 平成二十一年(2009)二月六日  作成日 平成二十一年(2009)二月二十八日

ついに来ました人吉城!。
時間的に無理かなぁ、なんて考えていましたが、6時27分に人吉城に到着できました!。
駐車場に車を預け、資料館を横目で見ながら城跡へと急ぐ!。
信号を渡り、右手に武者返しの石垣に怯みながら水手門・堀合門と進み、御門下で立ち止まる!。
朝一の長い石段に躊躇しながら、一歩・一歩石段を上がっていく。
キツかぁ~~ ! 
二の丸から本丸へと進み、霧に包まれた神秘的な人吉城に満喫した九州二人旅の一城でした。

築城者:相良長続
築城年:文明二年(1470)
所在地:熊本県人吉市麓町

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