№413

尾崎城

《城の高坪》

文録元年(1592)に洲本城主の脇坂安治公が尾崎に出城として構えました。

長泉寺の境内に立ち、ご住職さんが西南方向を指差し あの高い山が本丸で
その一段低い右側の山が二の丸、その右の海に近い一番低い山が三の丸じゃと、
教えていただきました。その横顔は〇拾年まえの教壇に立って凛々しく
また、優しく丁寧に教えて頂いた当時の顔で、学生時代を思い出しました。

淡路市にある、パルシェ香りの湯を目標に進み、左に見て淡路自動車道をくぐります
高速道路をくぐって、左折して高速道路沿いを北に向かって2km程進むと滝ヤ谷の池が
あります。さらに北に200m進むと柵の中に階段があります。この階段から
城の高坪(尾崎城)に上がることができますが、淡路市の許可が必要です。
その階段の北側に高さ1mの、のろしの燈ろうがあったそうですが、高速道路工事で
でわからなくなっていました。滝ヤ谷の池は堀跡ですが、高速道路の工事で無残な姿に
なっていました。

毎年9月の第2日曜日に尾崎神社で秋祭りが行われます。そのお祭りで行事に使われる
『なぎなた』で、おしめ切りが行われますが、脇坂安治公が家来の山本源次郎にいつまでも
たいせつにと、渡され山口部落で文化財として大切に保管されているそうです。
              『地元の長泉寺の住職さんにお聞きしました。』

築城者:脇坂安治 文禄元年
所在地:兵庫県淡路市尾崎城の高坪

淡路縦貫道に沿って北に進む

滝ャ谷の池(堀跡)

無残に堀跡に橋脚が打ち込まれています

 昭和初期の のろしの燈ろう
(木戸様からお預かりしています)

現在は撤去されたのろし燈ろう跡

最初は階段を登っていきます
写真中央に手すりがみえています

三の丸から登っていきます

二の丸から本丸へ。゚( **ノд`゚)゚ 。

年代不明の石垣

本丸から西南方面の展望

本丸から西方面の展望

登城を終えて蟇浦城へ

登城日 平成22(2010)年8月8日  作成日 平成22年(2010)8月15日

淡路市のパルシェ香りの湯目印に進み、そのまま坂を上って行きます。
淡路縦貫道をくぐり突き当りを左折して2kmほど進むと、滝ャ谷の池があります。
さらに200mすすむと、のろしの燈ろう跡があり、バリケイドのなかに階段があります。

この階段の手前の門扉にカギが掛かっていますので、事前に市役所で許可が必要です。
この階段(約70段}を上がった平地にでて、三の丸より登ります。夏場は
。゚(ノД`゚)゚ 。
三の丸から二の丸へ。二の丸から本丸への途中石積みを発見! 気を取り直し本丸を目指す。

のろしの燈ろうから、2時間! 本丸からの展望はすばらしい!!
帰りは、滑るように(転げる)30分足らずで のろし燈ろう跡迄下り、車のクーラで身体を冷やす
気がつけば、蚊に刺されて顔、腕はボコボコになっている。が、清々しく次の目的地蟇浦城へ

=3=3

じょうのたかつぼ

inserted by FC2 system