築城者;藤原親秀
所在地:兵庫県南あわじ市倭文安住寺514

安住寺城

寺の千手観音像と、安住寺城から伝わっている鎧と矛が、江戸時代前期の貞享年間(1684-1688)に盗難に
あったことがあり、一時、別の寺(旧西淡町の寺)に渡ったとか。ところが、渡った先の寺で奇怪なことが
起こったので、その寺の檀家が気味悪がって高野山に引き取ってもらったところ、高野山の寺僧の夢枕に
千手観音像が現れ、安住寺の本尊であることを告げました。

これにより、ようやく元の安住寺に返され、村人の手によって安置されたましたが、城の鎧と矛は
かえってきませんでした。
                            安住寺の住職さんにお聞きしました。

安住寺城の城跡

土 塀

由来書

五輪塔

安住寺への道標

安住寺の本堂

登城日:平成二十三年四月十日  作成日:平成二十三年四月十四日

地元に住む居内さんの案内で安住寺近くに来た。安住寺は高台に悠然と建っていました。
住職さんにお聞きすると、藤原親秀公から伝わっていた鎧と矛が今だにかえったこない、
と、嘆いておられました。はやくもどってくることを願っています。

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