大野城
大宰府市から宇美にかけて広がる大城山にこの城跡がある。白村江の戦いがあった
二年後、天智天皇四年(665)に築かれた。大宰府を譲り、西海防備が築城の目的
である。基肄城と並んで、典形的な朝鮮式山城のひとつに数えられている。
百済の軍人で、しかも高級官人だった憶礼福留、四比福夫が指揮をとり築城したと
いう。広い城内には、増長天・昆沙門天など方位守護の建物礎石も残る。岩屋城に
連なる防衛線を形成している。
築城者;斉明天皇 660年
所在地:福岡県大野城市・糟屋郡宇美町(四王寺山一帯)
№457
百間石垣
大野城からの眺望
土塁
大土塁
礎 石
百間石垣
百間石垣へ登れます
周辺は石がゴロゴロしています
登城日 平成二十三年(2011)五月十四日 作成日 平成二十三年六月八日
岩屋城から さらに山頂に向かって走ること20分、大土塁のまえの駐車場で縄張を確認!
広大な山全体が城郭らしい。で、最終に百間石垣が待っている!!
大土塁の上に立ち、大宰府市内を見下ろせば 天下を取った気分にさせてくれました。