唐川城
唐川城は十三湖の北岸に位置する標高百六十メートルの山城である。
城郭は堀によって、大きく三つの郭(北郭・中央郭・南郭)からなる
平坦面と帯郭で構成されている。
北郭・南郭には現在でも大きな井戸跡がある。
城郭は、十三湖や日本海の状況を手に取るように把握することができる
理想的な立地であった。 現地説明板より
たて3mよこ4m黒御影石の立派な顕彰碑
唐川城の説明板
唐川城の城碑
唐川城展望台から岩井牧場・十三湖・日本海が望めます
唐川城跡の展望台
築城者:安藤氏
所在地:青森県五所川原市相内字岩井
安東氏は十三湊を中心に広く日本海沿岸に影響力を及ぼしましたが
暦応3年(1340)に突然大津波で十三湊が一瞬のうちに海底に沈むと
(文献的にも科学的にも証明されていない。)その後凋落します。
嘉吉3年(1443)に南部政盛に居城である福島城を奪われると唐川城に
立てこもり交戦しますが、持ちこたえる事が出来ず柴崎城に拠点を移し、
更に安東氏は北海道と秋田に逃れ旧地を取り戻すことが出来ませんでした。
唐川城はその後廃城になったとみられ、近世以降も利用する人はいませんでした。
日本の古城・城跡事典より
山城160m
№417
登城日 平成22年9月11日 作成日 平成22年9月27日
唐川城をナビで検索すると、唐川城展望台になっていました。
あまり期待をせず、車を進め無料駐車場に到着。展望台からのすばらしい景色に
カメラのシャッターを連打!! 息子も城跡の事を忘れているように展望を
楽しんでいました。
遺構の写真は‥‥?
駐車場のところに土塁がありました。が、写真を撮るのを忘れていました゚゚(ノД`)