富田街道
北河内の光善寺〜三島江〜富田町〜奈佐原〜霊仙寺〜萩谷
三島江一丁目に神峰山寺・能勢妙見への道標があり、ここから神峰山寺へは淀川沿いに北に進み、
芥川と淀川の合流点から芥川に沿って西国街道を横切り、真上街道を経ていたようである。
三島江の淀川河川敷は、南部が運動公園となっている。
富田街道は三島鴨神社の裏側を西に進み、新幹線をくぐり西面町を通り、西面大橋を渡ると
茨木市域に入る。目垣の安威川に達する手前で北に折れ、鮎川町で茨木街道を横切り
再び高槻市域に入る。府道を横切った所に道標があり、この辺りから古い富田町の町並みとなり
突き当たると三輪神社の入口で、ここに道標があって、右に折れて富田御坊(教行寺)の裏を
斜めに進むと阪急京都線の踏切を出た所、日立造船住宅の前にも道標がある。
府道萩谷西五百住線に入り、国道171号線を横切り氷室町で西国街道に交差し、今城塚古墳の
西側で名神高速道路をくぐって行くと、左手に霊導教会と右手一帯に南平台の住宅団地が広がり
この辺りには古墳が多い。街道は上りになって霊仙寺地区に入り、お寺への岐路に道標がある。
萩谷地区には月見台住宅団地が出来ていて、その西側に関電の変電所があり、街道をこの変電所
を回って北に進むと途中に道標があり、萩谷の集落に達する。この辺りにも以前は寒天造りが盛んで
あったが、今では見られなくなり、所々で椎茸作りが行われ、多くは山林業に従事している。
萩谷から東へ市後谷林道が山越えで真上街道の原に至り、神峰山寺や本山寺に通じているほか
上萩谷より舗装されてはいないが広い道が北方の山に入り地獄谷峠を経て尾根筋を進む林道が
真上街道の田能にも通じている地獄谷峠は、丹波街道古道が原から才所を経て上がってきて、
この峠から西に下がって安威川上流の九折を通って京都府亀岡市に至る道にあるが、昔は相当な
難路であったようであり、今は冬季以外は通りやすくなっているものの、あまり人は通っていない。
→
@
↑
A
←
B
A
@
B
通行手形 平成十八年七月三十日発行 作成日2006・07・30 編集日2006・07・30
30日の朝10時前に自宅を出発、@〜A〜Bと歩いてみた。茨木を向いて@の交差点角右角に中古屋センターを
右折すると富田街道だ。その交差点から50m程歩くと右側に@の道標が見える。左に灯篭があるので直ぐに分かる。
この富田街道は高槻街道と@で合流してAの三輪神社に突き当たり右折する100m程行くと富田街道は左折するが
高槻街道はそのまま直進して行く。左折して三輪神社鳥居が左に見える辺りからタイムスリップしたような雰囲気を
感じさせる建物が続く。そのまま道はうねりながら進み、酒蔵辺りで足が止まる。今日は暑かったが酒蔵周辺は、
帽子を脱ぎ笠をかぶり、わらじを履いて歩かないと進める状態ではないほど昔の雰囲気が残っている。あ〜ぁ いいな〜
B手前の酒蔵付近の家並み
三輪神社前の道標
JR富田駅から大阪より
二つ目の踏み切り横
府道高槻茨木線から50m入ったところ
→
↑
↑
街道
道標