竹内街道
奈良県・當麻町・長尾神社 〜 大阪府堺市の大小路までの約六里半(26km)
大和の飛鳥(奈良県)が、日本の政治や文化の中心だった時代
中国や朝鮮からの使節は難波津に上陸、そこから堺に南下
東に進路を変えて河内飛鳥から二上山南側の竹内峠を越えて
飛鳥入りした。『日本書記』に、《難波から京(飛鳥)に至る大道を置く》
とあり、竹内街道は、わが国初の国道といえる。沿道には古墳が点在し
とくに大きい応神天皇陵は、仁徳天皇に次ぎ、全長四一五bもある。
江戸時代に入ると、西国巡礼やお伊勢参りの道として、この街道は
再び脚光を浴びるようになった。
太子町大道地区の竹内街道
竹内街道周辺
作成日 平成十八年(2006)五月七日