高槻街道
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大阪市天神橋〜高槻市内・西国街道の古曽部
天神橋から北に進み、長柄橋から吹田・茨木・富田・高槻に至り西国街道に通ずる高槻街道は
茨木街道・吹田街道、あるいは亀岡街道とも呼ばれているが、総括して高槻街道という。
高槻街道の古道は、環状線天満駅の所を通り、やや東に寄って長柄墓地の西を進み豊崎橋を渡った。
菅原町にある道標に示す江口道は、街道より東に入ると江口の里で、江口の君堂・寂光寺が有名なほか
往時旅人の多くが淀川を下り、神崎川に入り船着場の江口に降りて遊んだところとして名があり、
平資盛の娘、妙と西行法師との歌問答の物語が残されている所である。
江口から吹田市に入り、神崎川の高浜橋を渡ったところの道標に勝尾寺や総持寺が示されるようになり、
西国巡礼道として利用されていたことが分かる。
吹田市片山地区を通り、岸辺の佐井寺周辺には道標がいくつか立っている。
山田地区〜千里丘から茨木市に入り、宇野辺で清坂街道(亀岡街道)と分かれるが、この岐路に
高槻・亀岡両街道を示す道標がある。茨木市片桐町の茨木小学校から茨木神社〜総持寺と進み
府道につかず離れず如是小学校の東で府道に合流し、如是川につづき芥川を渡り、
八幡町で枚方街道に分かれ北に折れて進む。野見町の城跡公園の近くを通り、城北町・京口町
城東町と進み、八丁畷から国道170号線に入り、東海道線を越して西国街道に接する。
通行手形・平成十八年七月十六日発行 作成日2006・07月18日 編集日2006年07月18日
7月16日の昼前に本照寺から三輪神社周辺を散策。三輪神社の高槻街道沿いに道標を見つけ写真を撮る。
三輪神社より山崎方面に進むと、次の道標とお堂があった。いつもは、車で通る道だが歩いて見ると、
また、新しい発見がある。