日本城巡り

京街道

大津宿
伏見宿
橋本宿
枚方宿
守口宿
京 橋

東海道の延長として開かれた京街道は大津を起点にして、

淀川左岸を南下する。伏見宿・橋本宿・枚方宿・守口宿を

経由して、京橋から大坂入りする。

氾濫を繰り返した淀川の堤防は、文禄年間(1592〜95)

豊臣秀吉によって改修された後は川筋が安定し、

堤防上に開かれたのが京街道の始まりという。

枚方宿は慶長六年(1601)に置かれた宿場で、特に繁栄し

今の宿場の面影が残る。

黒い瓦屋根の家並みの中を京街道は通り抜けるが

道筋には、今も道標が残されている。

大津 〜 大阪・京橋


京街道沿いで枚方宿の情緒ある建物

作成日  平成十八年(2006)五月九日
通行手形 平成十八年(2006)十月十五日発行
編集日  平成十九年(2007)二月月十二日

京と大坂を結ぶ道は、古くは京都府八幡から東高野街道を大坂へ下るか、途中か飯森山の西麓を回り込む

河内街道ルートのいずれかだった。陸路の短縮のために、豊臣秀吉が淀川左岸を改修して堤道を整備させたのは、

文禄五年(1596)のこと。これが文禄堤で、以来、淀川左岸を京都に向かう道は京街道、逆路は大坂街道と呼ばれ

この間の文禄堤の長さは27kmに及んだ。

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