戦 国 大 名・武 将

結城晴朝 (ゆうき はるとも)  天文三年(1534)〜ッ慶長十九年(1614)

下総結城氏第十七代当主。
下野小山祇園城主小山高朝の子で、下総結城城主結城政勝の養子となり家督を嗣ぐ。
はじめ古河公方足利義氏に加担し佐竹・小田氏と戦うが、永禄十二年以降は逆に佐竹氏らと結び、
北条氏政の侵攻を防いだ。のち徳川家康の次男秀康を養子にもらい、家督を譲った。

結城秀康 (ゆうき ひでやす)  天正二年(1574)〜慶長十二年(1607)

家康の次男で通称越前中納言。
容貌が「ギギ」という魚に似ていたため幼時は「於義丸(おぎまる)」と呼ばれ、家康からは冷遇された。
剛勇の将として知られ、後に秀吉の養子を経て結城晴朝の養子となり、越前・若狭で七十五万石を拝領した。

由良成繁 (ゆら なりしげ)   永正三年(1506)〜天正六年(1578

上野の土豪横瀬泰繁の子で同新田金山城主。
はじめ横瀬雅楽助、のち信濃守を称す。上杉謙信の関東出兵時に新田衆を率いてこれに応じ由良姓に改めたが、
永禄九年以降は北条氏に属した。越相同盟交渉では北条方の将として活躍したという。

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